4月は多く新卒が入社してきます。
先輩あるいは上司として教える立場に変わる中で
新人との付き合い方や指導の方法で悩んだ経験がありませんか?
今年から初めて
”先輩・上司として教育する立場になる”
”毎年どうやって接していけばいいか悩んでいる”
そんな方々
どうぞ最後まで読んでみてください。
相手の名前をしっかり覚える
なぜ名前を覚える必要があるのか?
名前を呼んでもらえる、覚えてもらえることは嬉しいもので
名前を呼ぶことによって”親近感”が湧きます。
相手は「大切にされている」「尊重してくれている」と感じます。
私が新人で「おい、新人」なんて
まるで通行人Aみたいなモブ扱い。
そんなふうに呼ばれてたら嫌ですよね。
「そうは言われても名前を覚えるのが苦手で・・・。」という方は
名前を覚える方法
①自己紹介で名前を聞いたら復唱する
相手「○○の〇〇です。」
「初めまして、△△です。〇〇さんですね?」
というように
聞いた名前はすぐに返答に組み込む。
②会話の中で最低3回は相手の名前を呼ぶ。
「〇〇さんは普段休日はどう過ごされていますか?」
「そうなんですね!映画よくみられるんですね!〇〇さん」
「〇〇さんのおすすめはなんですか?」
といったように会話の中で相手の名前を
最低3回は呼ぶ。
③名刺の裏に特徴を書いておく
ビジネスパーソンの場合名刺の裏に
相手の特徴や印象に残った会話などを残しておくと
後で思い出しやすいです。
「〇〇さんは映画が好きでおすすめの映画を教えてくれた」
「背が高く、落ち着いた印象の方」などなど
④イメージトレーニングをする
別れた後、覚えているうちに
顔と名前を一致させるイメージトレーニングをする。
自己開示は自分から
自己開示をすることで
「自分がどんな人間」かを理解してもらえるため
相手と打ち解けやすくなります。
”返報性の法則”というものが働き
相手よりも先に自己開示することで
同程度の情報を返してくれる。
要するに
「もらったからあげないと」という思考になる。
いわば”GIVE&TAKE”です。
相手を知るためにはまず自分を知ってもらう。
叱ると怒るの違い
部下や後輩が何か失敗した時に
注意しなければいけない機会も多いでしょう。
時には厳しい言葉をかける場面もあります。
そんな時伝え方を間違えると相手傷つけハラスメントにつながります。
人格否定しない
叱る時に人格を否定する言葉を使わない。
ついカッとなって出てしまうことがあるかもしれませんが
その言動が
本人の成長を促すどころか
むしろやる気をなくしたり
自信の喪失や自己肯定感が低くなります。
実際、私も新社会人1年目には上司から
人格否定をするような怒られ方をしてきました。
調理業界ではまだど根性精神文化が
根強いところもあるのが現実です。
”馬鹿”とか”向いてない”
”君はダメだ”
”こんなのもわからないの?”
”普通に考えたらわかるだろう。”
など・・・。
個人的な感想ですが、
「私は普通に考えたらわかるだろう?」と
言われるのが一番嫌でした。
では、どのように伝えるのが良いのか。
事実+改善点+理由を伝える
叱る際は起こした人ではなく、起きたことに対して
”とった行動”や”事実”に対して叱る。
そして、どう改善して欲しいのかを具体的に伝える。
さらに
「なぜそうしなければいけないか?」
理由も添えて伝えましょう。
敬意と愛情を携えて叱る
叱る行為はつい感情的になりがちだからこそ
意識して相手を尊重し敬意を払う必要があります。
前記しましたが、
人格否定をしないことや他人と比較したり
周りの人がいる前で叱ったりするものNG
あくまで相手の成長のために
改善を促す目的に行動してください。
褒める
褒めることのメリット
相手のやる気を引き出すことができる
やる気が出ることで成長を促すことができる。
実績ができて話を聞いてもらいやすくなる。
そして何より褒めることで相手が喜び
自分自身も元気になる。
ただ、褒めるだけではお世辞やおだてに聞こえてしまいます。
ではどうすればうまく褒めることができるのか?
褒める+理由をつけて具体的に褒める
仕事だけでなくプライベートにしても
「なんかいいね」といったように雑に褒めてない。
なぜ良いと思ったのかを明確にすることが大事です。
仕事を褒めるにしても
どの時のどの部分が良かったのか
服装などを褒める時も
色やデザインなどに着目してより具体的にする。
褒められる側もどこを褒められているのかを
しっかり認識できるので反応がしやすい。
まとめ
社会で生活する上で人間関係は必ずついて回ります。
そんな時、うまく関係を作ることができれば
相手も成長しながら自分の成長にもつながります。
この記事を読んで
一人でも良好な関係を
築けるようになれば幸いです。
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